JR東海道本線の大船―藤沢間で開業が予定されている「村岡新駅(仮称)」と自由通路の着手式が8日、工事現場で開かれた。黒岩祐治県知事や松尾崇鎌倉市長、鈴木恒夫藤沢市長、JR東日本の矢野精一横浜支社長ら関係者と来賓を合わせて約100人が出席。くわ入れなどを執り行い、工事の安全を祈願した。
県と鎌倉・藤沢両市、JR東日本の4者は昨年5月、設置に伴う工事に関する協定を締結。同10月に着工し、2032年頃の開業を目指している。事業費は155億円を見込み、そのうち鎌倉市は27・5%を負担する。
新駅は大船駅から南西に約2・6Km、藤沢駅から東に約2Kmに位置。周辺には医療健康分野の研究開発拠点「湘南アイパーク」や神戸製鋼などものづくり系の企業が立地する。またおととし10月には、周辺の土地区画整理事業(約38ha)が国の認可を受け、鎌倉市深沢地区と藤沢市村岡地区でそれぞれまちづくり計画が進んでいる。
東海道線の新駅は1925年に開業した熱海駅以来、107年ぶり。1日あたりの乗降客数は約6万5千人を見込む。
着手式であいさつに立った松尾市長は「村岡・深沢地区は、市内でいえば鎌倉、大船に次ぐ第3の拠点となる重要な場所。市は『ウェルネス』というテーマで、先鋭的な企業の取り組みとも連携し、まちづくりを進めていく。新駅ができた頃には大きなポテンシャルを持ち、多くの方にとって幸せな暮らしができる場になることを期待している」と述べた。
その後、関係者とともに「エイ、エイ、エーイ」と威勢の良い掛け声とともにくわを入れた。
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