鎌倉市と東京ガス(株)は1月16日、市役所で「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定」を締結した=写真。2050年までに温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「鎌倉市気候非常事態宣言」を、5年前に表明した鎌倉市。協定では、東京ガスの知見を生かしながら、脱炭素化に向けた取り組みを加速させていく。
今後実施するのは、太陽光発電設備を導入するための共同検証や情報発信。公共施設での再生可能エネルギー設備導入や、市内小中学校での環境エネルギー教育も展開し、将来的には温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す。現在、市の公共施設には太陽光発電設備が13カ所設置されており、増設していく方針。
松尾崇市長は「市民や事業者と連携し、オール鎌倉で取り組む」と話し、東京ガスの小西雅子常務執行役員も「1〜2年の短いスパンではなく、長いロードマップを見据えながら、課題解決へ協力していきたい」と話した。
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