中高生の居場所としてリニューアルした二階堂「COCORU(ココル)かまくら」を運営する鎌倉市青少年課が、地域を担う次世代を育てようと、ボランティア体験を企画した。2〜3月にかけて活動を予定し、中高生の参加者を募っている。
二階堂の鎌倉青少年会館が昨年11月、中高生が放課後や休日を思い思いに過ごせる場所としてCOCORUへ一新。家庭と学校以外の第3の居場所、やってみたいを実現させる場所をコンセプトに掲げており、市はボランティア体験を通じて中高生に出会いや気づきの機会を提供したい考え。
対象は市内在住・在学の中高生。ボランティアの受け入れに鎌倉風致保存会、北鎌倉台峰緑地保全会、西鎌みんなの家の会、二階堂デイサービスセンターを運営する社会福祉法人きしろ社会事業会、学生団体ニューコロンブス、鎌倉市市民活動センター、NPO法人アルぺなんみんセンター、放課後かまくらっ子にかいどうの8団体が協力。ごみ拾いなどを実施する2月9日(日)のニューコロンブスを皮切りに、山林の草刈り、高齢者とのレクリエーション、紛争や迫害によって故郷から逃れてきた難民との畑作業、学童の小学生との交流など3月中旬まで各所で活動が展開される。
市青少年課は、「これまでにない体験を通じて中高生の興味が広がったり、チャレンジがもたらす成長を後押しできれば」と期待を口にする。3月23日(日)には、成果報告会とボランティア証書授与式がCOCORUで開かれる。
詳細は市ホームページ。各日定員あり(先着順)。2月7日(金)締切。(問)市青少年課【電話】0467・61・3886
鎌倉版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|