鎌倉市は3月10日、大規模地震や風水害で公共施設が被害を受けた場合に応急処置や復旧改修を行う協定を、(一社)三浦半島建物改修工事業協会(横須賀市)と締結した。
同会は建設業や修繕業を営む20社で構成。対象は市役所と行政センター4カ所で、市の要請に応じて人員や重機などを派遣する。工事費用は市が負担。これまで横須賀、三浦、逗子、葉山とも同様の協定を締結しており、三浦半島の4市1町との協定が完了した。
締結式で、松尾崇市長は「本庁舎や支所は整備から50年以上が経過しており、大規模災害時の業務継続が課題だった。支援は大変心強い」と謝辞を述べた。
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