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健康管理に必要な生活習慣コラム㉑ 生活習慣病と心代謝性疾患―元気でいるためにできること 取材協力/柳川クリニック 佐藤志樹医師
生活習慣病とは?
毎日の生活の中で、ご飯を食べすぎたり、あまり体を動かさなかったり、夜ふかしが続いたりすると、体に悪い影響が出ることがあります。生活の乱れが原因で起こる病気が生活習慣病です。
たとえば高血圧(血圧が高くなる)、糖尿病(血糖値が高くなる)、脂質異常症(血中の脂が多くなる)などがあります。進行すると、心筋梗塞や脳卒中といった命にかかわる病気につながる恐れがあります。
心代謝性疾患とは?
最近、注目されているのが心代謝性疾患です。心臓や脳の血管の病気(心筋梗塞・脳卒中)と、代謝の病気(糖尿病や脂質異常症)が関係して進行していく状態です。例えば、糖尿病の人は血管が傷つきやすくなり、心筋梗塞や脳卒中になりやすいです。また、高血圧や脂質異常症も組み合わせると、体にさらに大きな負担がかかることになります。
年齢を経れば、これらの病気にかかる人が増えますが、若いうちから注意すると防ぐこともできます。大切なことは、【1】バランスのよい食事(野菜や魚、お肉をバランスよく食べましょう!)、【2】適度な運動(歩いたり、遊んだり、体を動かしたりする時間をつくりましょう!)、【3】十分な睡眠とストレス対策(夜ふかしせず、しっかり寝ましょう!)、【4】たばこを吸わない・お酒を飲みすぎない。
病気は早期発見が大事です。ご家族で一緒に健康診断を受けたり、血圧や血糖値をチェックしたりして、体の変化に気を付け、異常がある場合には早めにお医者さんに相談しましょう。
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