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鎌倉版 公開:2025年3月28日 エリアトップへ

鎌倉市 小中学校9校建て替えへ 第一小は25年度から着手

教育

公開:2025年3月28日

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2030年度中の建て替えを目指す第一小=21日
2030年度中の建て替えを目指す第一小=21日

 鎌倉市議会は3月25日の本会議で、市立小中学校25校の施設整備事業を含む2025年度鎌倉市一般会計予算案を、賛成多数で可決した。市は、老朽化が進む小中学校9校を順次立て替える方針。建物の老朽化状況や児童数の推計などをもとに、建て替えの優先順位を付け、25年度は第一小学校で工事に向けた準備に着手する。

 鎌倉市立の小中学校は、昭和40〜50年代に建築した建物が多く、老朽化が進む。市は、将来の人口動向を見据えた学校規模の適正化を検討する中で、昨年3月に学校整備計画を策定した。

 学校整備計画では、老朽化状況や施設面積、バリアフリーの改良状況、児童生徒数の推計、災害リスクなどをもとに、小中学校25校を3グループに分類。1966年に建てられた第一小は、最も優先度の高い区分Aに分類し、来年度予算に基本構想業務として約2千万円を計上した。構想、設計、工事と2年ごとに段階を踏み、2030年度中の完成を目指す。市担当課は「古い、汚い、暗いといった問題を解決しながら、期待できる学校を整備したい」と話す。

16年の大船中以来

 鎌倉市立小中学校で校舎の建て替えが行われるのは、2016年の大船中以来。第一小の他に区分Aに分類された第二小、腰越小、深沢小、山崎小、玉縄小、今泉小、御成中、深沢中では、築70年を目安に校舎を建て替える。敷地面積の狭い山崎小では、現在地から移転する予定で、土地取得交渉を進めている。

 区分Bに分類された9校では、建物の長寿命化を図る方針で、必要に応じて建て替えも検討する。築年数が比較的新しい区分Cの7校は、定期的な改修で長寿命化を図り、児童・生徒数の推移を見極めながら再整備の手法も検討する。

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