高徳院の住職で慶應義塾大学文学部教授の佐藤孝雄氏が、今月12日に江の島のかながわ女性センターで開かれた母校県立七里ガ浜高校(吉田幸一校長)の新入生ガイダンスで講演した。
テーマは、「後輩諸君へのメッセージ・卒業後30年目におもうこと」。恩師・正田敬子先生から贈られた「リベラル・アーツ(一般教養)を大事にしなさい」という言葉を紹介し、「今になって、その意味がやっと分ってきた気がする」と話した。
それは、多数の欧米の研究者との交流から、人物評価の指針として、幅広い興味や関心を持つ姿勢が重要視されることを、肌身で感じたからだという。
そのため、これからの高校生活で、スポーツや音楽、クラブ活動をはじめ幅広く様々な事柄に関心を持つよう、生徒たちに呼びかけた。また、「地元の友人は、掛け替えのない大きな財産」とも語った。
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