「スポーツ選手活用体力向上事業体操教室」が市立大船小学校(八神陽介校長)で実施され、モスクワ五輪日本代表の笹田弥生(旧姓・加納)さんが、同校の2年生児童70人に体操指導を行った。
始めに「スポーツ・体操の楽しさ」と題し、笹田さんが自身の体操や五輪への思いを講話した後、音楽に合わせたウォーミングアップや、体を伸ばすなどの基本的な運動を行った。マットや跳び箱を利用して前後転を繰り返すなど、徐々に難度が高くなる動きに、「えー、できないよ」などと口にしながらも、児童は元気いっぱいに挑戦していた。笹田さんは「器械体操は普段しない動き。その動きを楽しんで」と話していた。 同教室は、トップアスリートの指導を通して、子どもたちの運動機会や目標などを作ることを目的に開かれた。文部科学省・公益財団法人日本体育協会の「子どもの体力向上啓発事業」の一環で、市教委が主催。
講師を務めた笹田さんは、1978年、80年、81年に全日本体操競技選手権大会で個人優勝。現在は國學院大學で兼任講師を務めている。
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