鎌倉市とアメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル市とのパートナーシティ提携調印式が9月20日、市役所庁議室で行われた。
当日は松尾崇市長や鎌倉・ナッシュビル友好協会(坂麗水代表=人物風土記で紹介)のメンバーらが、カール・ディーン市長夫妻をはじめとしたナッシュビル市姉妹都市協会の25人の訪問団を出迎えた。
提携文書に調印した松尾市長は「文化、芸術などの交流が盛んになり、行政としても連携できれば」と話し、ディーン市長は「このように歓迎してくれて嬉しい。今日は私の誕生日でもあるので、特別な日になった」と感謝を述べた。パートナーシティ提携に向け中心的な役割を果たしてきた同会の事務局長、東理夫さんは「提携が実現して嬉しい。両市の文化交流を深めていきたい」と話した。
3年前から交流
鎌倉市パートナーシティ制度は市民団体主導での特定分野における一層の交流を促進することを目的に2011年に施行された。13年7月に韓国の安東市と提携して以来、今回が2都市目となる。
ナッシュビル市はカントリー音楽や現在のポップミュージックの源流とされる「ブルーグラス」が盛んなことで有名。
11年3月にディーン市長が鎌倉を訪れ本格的な交流が始まった。同年10月にはグラミー賞受賞者のバンジョー奏者アリソン・ブラウンさんおよび、ナッシュビル代表団が鎌倉を訪問、アリソンさんのコンサートが妙本寺で行われた。13年3月には鎌倉市より友好訪問団15人がナッシュビル市を訪問。交流を深めていた。
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