鎌倉市はこのほど、住民票の写しと印鑑登録証明書を全国のコンビニエンスストアで取得できるサービスを、10月から開始すると発表した。その他の証明書についても交付できるよう、今後準備を進めていくという。
対象となるのは、鎌倉市に住民登録がある人。コンビニ店内のマルチコピー機に「利用者証明用電子証明書」(なりすましなどを防止する機能)がついたマイナンバーカードを読み込ませることで、住民票の写しと印鑑登録証明書の発行が可能になる。手数料はそれぞれ1部300円で、市役所窓口で発行する際と変わらない。
サービス開始は10月1日(日)午前6時30分。以後、12月29日から1月3日と機器のメンテナンス日を除く毎日午前6時30分から午後11時まで利用できる。
コンビニでの各種証明書の交付サービスは、2016年1月にマイナンバーカードの交付が始まって以来、全国の自治体が導入を進めている。
7月20日現在で全国429の自治体、県内では横浜や川崎、相模原、藤沢、茅ヶ崎など8市で始まっており、平塚市、伊勢原市も同じく10月から開始予定だ。
鎌倉市では昨年1年間で住民票の写しを8万229通、印鑑登録証明書を6万7688通発行しており、サービス導入により業務効率化の狙いもあるという。
市市民課は「18年度に課税証明書、19年度に戸籍証明書もコンビニ交付できるよう、準備を進めている。早朝や深夜にも利用できるので、市民の利便性向上につながれば」と話している。
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