2020年に小学校での必修化が予定されるなど、プログラミング教育への関心が高まっている。市内ではボランティアによる親子向け講座が4月からスタートして人気となっており、今月中に新たなコースが始まる。主催者は「ものづくりの楽しさを知る機会に」と話す。
「親子ではじめるものづくり・プログラミング体験」と題したこの講座は、築100年以上の酒蔵を改装した市民工房「ファブラボ鎌倉」(扇ガ谷1の10の6)を会場に4月22日にスタートした。
主催するのは、市内在住のエンジニアらが結成したボランティアグループ「カマクラビットラボ」(山本修代表=人物風土記で紹介)。講座では会員の指導のもと、イギリスで開発された教育用マイコンボード「マイクロビット」を利用してプログラミングの概念を学ぶとともに、全6回の講座を通してオリジナル作品づくりを目指す。
山本代表は「幼い頃に体験することで、ものづくりの楽しさを知るとともに、今後社会を生きるうえで必要となる『プログラミング的思考』を身に付けてもらえれば」と講座の狙いを話す。
27日から新コース
同団体では講座が好評だったことを受けて、5月27日(日)から新たなコースをスタートさせる(6月10日、24日、7月1日、15日、29日のいずれも日曜日全6回)。時間は各回午後1時30分から3時まで。
対象は小学3年生以上の児童とその保護者で先着6組。参加費はスターターキット5160円に加え各回3千円と補材費1千円。詳細、申し込みはカマクラビットラボのホームページ【URL】http://kamakurabit.future-archives.net/で。
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