市内材木座の浄土宗大本山光明寺で7月21日(土)と22日(日)の2日間、恒例の「観蓮会」が行われる。
期間中は蓮の葉茎を使ってお酒を飲む「象鼻杯」(500円)が体験できるほか、記主庭園内の大聖閣では庭園を眺めながらお茶を楽しめる「抹茶席」(1千円)が設けられる。両日とも午前10時から午後3時まで。
また21日午後4時30分からは記主庭園で「浄土蓮想」と題したイベントが開かれる。第1部では、ともに鎌倉に住み、地元をモチーフにした数々の歌を制作しているウクレレユニット小川コータ&とまそんによるコンサートが、第2部では「浄土讃歌」や「耳なし芳一のはなし」などの朗読と引声念仏が行われる。雨天の場合は堂内で実施。入場料は1千円(小学生以下無料)。
また22日には献灯会法要が営まれ、提灯を灯した境内参道から海岸まで稚児行列が行われる。灯篭回向は1霊2千円。午後5時30分から行列、6時から法要。
水全部抜いたその後は?
「蓮の寺」として知られる同寺だが、実は近年、数が大きく減っていたという。
そこで同寺では、人気テレビ番組『池の水ぜんぶ抜く』に池の「かいぼり」を依頼。昨年末に収録が行われ、タレントの田村淳さんや同寺の僧、地元の小学生が作業にあたった。
その結果、蓮の根を食べると思われる大型の外来魚やカメが多数捕獲されたほか、ニホンウナギなど貴重な在来種も発見された。
現在の様子について同寺では「数自体は昨年と大差はないが、水もきれいになり生育は以前よりも良いと感じている。今が見ごろの蓮を見に来てもらえたら」と話している。
詳細は同寺【電話】0467・22・0603へ。
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