防犯・防災ボランティア団体「鎌倉ガーディアンズ」(大津定博代表)のメンバーらが7月17日、鎌倉市役所を訪問し、松尾崇市長に警備マニュアルを手渡した。
同団体は2009年の発足以来、花火大会や流鏑馬のほか、10年にオバマ米大統領(当時)が鎌倉を訪れた際の警備にも協力してきた。
こうした豊富な実績に注目した内閣府内閣官房(東京オリ・パラ推進本部事務局)から五輪ボランティアへの警備ノウハウの提供を求められたことをきっかけに、同団体では昨年以降マニュアルの策定を進めてきた。
完成したマニュアルはA4版全36ページ。服装やイベント主催者との確認事項のほか、車いすユーザーとの接し方、警備に使える英語フレーズ集なども掲載しており、今後はセーリング競技の会場となる藤沢市などにも提供する。この日、大津代表から受け取った松尾市長は「9年間の経験があってこその貴重なもので、大変ありがたい。今後も連携を深めていきたい」と話していた。
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