神奈川県議会議員選挙は3月29日(金)に告示され、4月7日(日)投開票が行われる。
鎌倉市(定数2)は、前回(2015年)の選挙では、当時現職の中村省司氏(74)、早稲田夕季氏(60)以外に立候補がなく、戦後初の無投票となった。
その後、早稲田氏が17年10月に衆議院議員に転じたほか、中村氏が今年1月、政界引退を表明。それに対し現在、いずれも新人の4氏が立候補の意向を表明していることから、8年ぶりの選挙戦となることが確実な情勢となっている。
市選挙管理委員会によると、19年3月1日時点の選挙人名簿登録者数は、15万96人(男性7万270人、女性7万9826人)。
4人による争いとなった8年前の県議選の投票率は45・06%だった。
新人4氏が2議席争う県議選 鎌倉市
県議会議員選挙に立候補の意向を表明しているのは、以下の4氏。
自民党公認候補に決定している永田磨梨奈氏(36)は、フリーアナウンサー等を経て2013年の市議選で初当選。2期目途中だったが、1月31日に辞職した。
立憲民主党公認で出馬予定の飯野眞毅(まさたけ)氏(47)は、09年の市議選に初当選。13年は落選も17年に再び当選した。昨年12月21日に市議を辞職した。
鎌倉では12年ぶりの独自候補として、神奈川ネットワーク運動から立候補予定の三宅真里氏(61)は09年の市議選で初当選し、17年まで2期務めた。
フリージャーナリストの岩田薫氏(66)は軽井沢町議1期の後、13年市議選や13年と17年の市長選などに立候補。地域政党「新党鎌倉」を立ち上げ、代表を務める。
(3月19日起稿)
公開討論会
(公社)鎌倉青年会議所(潮見雅利理事長)は3月26日(火)、県議会議員選挙の立候補予定者を招いた公開討論会を開催する。会場は鎌倉商工会議所地下ホールで、午後7時から8時45分まで。入場無料、定員120人。申し込み等は不要。
詳細は同団体【電話】0467・25・5538(火・木・金午後1時〜5時)。
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