昨年、ラグビーの名門チーム・神戸製鋼コベルコスティーラーズに国内では珍しい高卒選手として入部し、今年1月には、待望のトップリーグデビューを果たした。ポジションはCTB(センター)。所属チームだけでなく、「W杯出場」という夢を追い、U20日本代表やジュニア・ジャパンのメンバーとしても奮闘中だ。
国内トップクラスの選手、世界的な外国人選手と共に練習できる神戸製鋼の環境の良さに感謝しているという日下さん。チーム最年少ながらも物怖じすることなく、ニュージーランド留学の経験を生かして、外国人選手とも英語で積極的にコミュニケーションを取り、学ぼうと努めている。熱心な姿勢と素直な性格から、チームメイトにも可愛がられる存在だ。
実力については、「トップリーグでの1年を経験したことですべてのスキルレベルが向上。チーム最年少ではあるが、物怖じせずに意見を発言できる点も良い」とコーチ陣。体づくりにも力を入れており、体重は88kgから95kgまでアップした。「BK(バックス)プレーヤーとしての爆発的なスピード」を身に付けることが今後の課題だ。
オフシーズンには、U20やジュニア・ジャパンの遠征に参加し、「ラグビーへの理解がさらに深まりました。自信を得ることができ、以前よりも余裕を持ってプレーに臨めています」と語る。
現在、オーストラリアで行われている「オセアニアラグビーU20チャンピオンシップ」に参加中の日下さん。「留学時代のライバルや世界のトップクラブでプレーしている選手と試合ができることにワクワクしています」
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