今年で61回目を迎える鎌倉薪能を控え、能楽師による「出前講座」が9月25日、鎌倉児童ホームで行われた。
これは主催の鎌倉市観光協会が企画したもの。イベントの総合プロデューサーで金春流能楽師の山井綱雄さんが同施設を訪問。能の動きから「寝ている」「悲しい」「刀を持って戦っている」など、何を表しているかを当てるクイズを行ったほか、能の演目である『高砂』を子どもたちと一緒に歌った。
山井さんは「こうした機会に伝統芸能に触れることで、将来、子どもたちが薪能を見に来てもらえたら」と話していた。
鎌倉薪能は10月11日(金)と12日(土)の2日間、鎌倉宮(二階堂154)境内で開催される。両日とも午後5時開場、6時開演。雨天中止。
人間国宝の野村万作が両日出演。チケットはS席1万2千円、A席9千円、B席7千円(税込、解説入りパンフレット付き)。申し込みは【電話】0570・08・9966(午前10時から午後6時)、詳細は同協会【電話】0467・23・3050へ。
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