台風15号の影響による玉縄地区の車両通行止めに伴い、「大船駅西口―清泉女学院系統」で迂回運行を行っている神奈川中央交通バスが、9月26日から栄光学園前―打越(仮設)間で臨時の「シャトルバス」の運行を開始した。道路が暫定開通し、既定経路での運行が可能となる10月中旬までの予定。
神奈中バスでは、土砂崩れの発生以降、玉縄出張所前―打越間を運休をし、清泉女学院入口に仮設の打越バス停を設置することで、迂回運行を行ってきた。
だが、迂回経路は玉縄台などを通過しないため、地域住民からは延伸を希望する声が上がっていた。そこで、同社では通行止め区間が片側通行により暫定開通するまで、栄光学園前―打越(仮設)間を往復する代替運行の実施を決定したという。
1時間に最大4便(平日)が運行中で、打越(仮設)で迂回経路を走るバスへの乗り継ぎが可能。運賃は通常運行時と同額で、乗り継ぐ場合は同バス車内で乗務員へ申告し、支払う。
玉縄台自治会の柳瀬雄三会長によると、運行が決まった前日の夕方に、自主防災組織のメンバーが回覧板で周知活動を実施。代替運行初日の始発便から利用者が見られたという。
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