市政報告vol.3 「コロナ後」の鎌倉をより魅力ある街にするために 立憲民主党・鎌倉市政担当 岡田かずのり
政府の緊急事態宣言は解除されましたが、6月2日には東京都で新型コロナウイルスへの新規感染者が34人確認されて「東京アラート」が発動されるなど、第2波への懸念は依然として消えていません。「3密」を避けるなど、「新しい生活様式」の実行が引き続き求められています。
鎌倉の再発見へ新たなアイデアを
コロナ禍により鎌倉でも多くの事業者が打撃を受けています。特に商店街を形成する皆さんには、引き続き適切な支援が必要です。
鎌倉市はこのほど、昨年1年間の延入込観光客数が約1902万人で、前年より約85万人(4・3%)少なくなったと発表しました。昨年は冷夏などの要因がありますが、ここ10年では2013年の約2300万人をピークに来訪者は徐々に減っています。
外国人観光客はもとより、県下の海水浴場が開設を中止し、あじさいの名所も入場を制限している今年は、さらなる減少が避けられません。そうした今だからこそ「コロナ後」を見据えた観光振興が必要です。
例えば、日本で最古の築港遺跡と言われる材木座の「和賀江島」を再現して海に帆船を浮かべるなどのイベント等を開催したり、寺院と連携して「宿坊」を展開することで体験型の観光資源を発掘するなど、ローカルの再発見につながり地元市民も楽しめる新しいアイデアが必要と考えます。
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