市政報告vol.4 苦境にあえぐ飲食店支援へテイクアウト・テラス営業の活用を 立憲民主党・鎌倉市政担当 岡田かずのり
鎌倉市に居住する人で新型コロナウイルスへの感染が判明した人は、8月31日時点で累計83人となりました。
特に8月1カ月間だけで33人の感染が判明。全国的に多い20代ではなく、50代(男性4人・女性3人)が最も多く、また半数以上で感染経路が不明です。第2波のピークは越えつつあるようですが、今後も第3波への備えが不可欠です。
一方で経済を回すことも必要です。観光が産業の大きな柱である鎌倉市では、感染が拡大して以降、観光業や飲食業の皆さんが大きな影響を受けており、市としてもさらに支援を行うべきです。
例えば国土交通省は、飲食業の人がテイクアウトやテラス営業が行いやすいように、道路の占有許可基準を一部緩和しています。
これは新型コロナウイルスの影響を受ける飲食店等の支援を目的とした緊急措置で、11月末までの期間限定です。
暫定的な営業であることや「3密」の回避、「新しい生活様式」への対応、仮設施設の設置、施設付近の清掃等への協力などを条件に、店舗に面した沿道を利用することができます。
申請には地方公共団体と関係団体(商店街など)が一体となって申請することが必要で、うまく活用すれば、新たな賑わいの創出にもつながるはずです。現在、市内からの申請は1件に止まっているとのことですが、市は制度の利用呼びかけや申請への協力を積極的に行うなどして、飲食業の支援につなげてほしいと思います。
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