コロナ禍で気軽に会えず、人恋しさが一層募る今年のバレンタインデー。「チョコレートどうしようかな?」なんて悩んでいるあなた。甘いのはチョコだけじゃないですよ。今年は、鎌倉文学館の人気企画でお気に入りの「文豪の愛の言葉」を見つけて、贈ってみてはいかが?甘いあま〜い「愛の言葉」に、きっとドキッとするはず。
文豪の愛の言葉に触れられるというのが、鎌倉文学館でも人気のバレンタイン&ホワイトデーのスペシャルイベント「愛は言葉だ!」。入館するともらえる12人の文豪の「愛の言葉おみくじ」は、誰のどんな言葉なのかドキドキワクワクします。
「恋は凡てを溶かす」
例えば、与謝野晶子の「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」や夏目漱石の「恋は凡(すべ)てを溶かす」、太宰治の「ああ、僕は、愛情に飢ゑてゐる。素朴な愛の言葉がほしい」など、文豪ならではの比喩的表現でロマンチックに愛を語るのか、それともずばっと直接的な表現で熱い想いを示すのか――。作品や随筆、手紙などからの引用の中に、あなたに刺さるものがきっとあるはず。ちなみにイベント名の「愛は言葉だ!」も太宰治の『新ハムレット』からの引用なのだそう。芥川龍之介の随筆「しるこ」などの特別展示も見逃せません。
実篤チョコは完売
また、毎年大人気の武者小路実篤チョコ(モロゾフ製・限定200個)はすでに完売。ほしい人は来年もチャンスがあるはずなので、早い時期を狙って来館を。
企画展は3月14日(日)まで。午前9時〜午後4時30分(3月は5時)で、入館は30分前まで。月曜休館。入館料は一般300円。現在感染症対策のため、建物内への人数制限(50人以下)と観覧時間の制限(1時間程度)を実施中。来館時はマスクの着用などへの協力を。詳細は【URL】http://www.kamakurabungaku.com/imgs/pdf/202006taiou.pdfへ。
問い合わせは鎌倉文学館【電話】0467・23・3911へ。※新型コロナウイルス感染拡大状況によっては内容が変更になる場合があります
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|