鎌倉市長選(10月10日告示・17日投開票)に、主婦で由比ガ浜西自治会長の兵藤沙羅氏(46)が、出馬の意向を明らかにした。9月24日、市役所で記者団の取材に応じた。
兵藤氏は「市政が進んでいる方向が市民の思いと乖離があると感じている。小さな一歩でも踏み出さないと、何も変わらない。風穴を開けたい」と出馬に至った理由を述べた。
政策としては、「大型開発より市民の暮らしの救済を」と、コロナ禍で困っている人の救済や、市役所移転計画の白紙による予算の大幅見直しを掲げた。また、学校給食は有機食品によって食の安全を確保、市役所の部長級以上の職員や市議会議員の半数を女性にすることなどを訴えた。
また、新型コロナ対応に関しては、「マスクやワクチンの効果などについて、市民の判断材料となる情報をもっと発信していくべき」とした。
市長選を巡っては、現職の松尾崇氏、NPO法人代表の寺田浩彦氏、元鎌倉市議会議員の中澤克之氏がすでに立候補を表明しており、兵藤氏で4人目。
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