鎌倉市は11月22日、2022年1月放送開始のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の世界観を楽しめる大河ドラマ館を、3月1日(火)から鶴岡八幡宮境内の「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」内に開設すると発表した。
大河ドラマ館は、あらすじや出演者、物語を深掘りする裏話などの情報、撮影に使った衣装や道具を展示し、物語の世界観を楽しめる施設。これまでも大河ドラマの舞台となった各地域で開設されている。
鎌倉市では、今年2月に大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会(久保田陽彦会長)を立ち上げ、市内の事業者らと協働で事業を進めてきた。ドラマ館もその事業の1つで、物語の舞台が鎌倉に移るタイミングに合わせ、3月1日の開設が決まった。
期間は23年1月9日(月)まで。市は約5億5千万円の予算を投入し、入館料収入で賄う。集客目標は50万人。松尾崇市長は「協議会ではキャラクター商品の開発なども進めている。コロナ下の経済対策として、状況をみながら商工会議所や観光協会と連携し、今後具体的な取り組みを示していきたい」と話した。
また、課題となっているオーバーツーリズムについても「約20カ所あるドラマゆかりの場所など、観光客の分散を促し課題解消につなげたい」として、各所への案内板の設置やモデルコースの設定、ガイドツアーの構築などに取り組んでいることを発表した。
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