60歳以上のための鎌倉混声合唱団「ムジカおさらぎ」が6月17日、寄付金の贈呈式を鎌倉生涯学習センターで開催した。
寄付金は、同団が4月に行った定期演奏会で来場者や団員から募ったもの。今回の贈呈先は、十二所で10カ国13人が9人のスタッフと共同生活を送る「アルぺなんみんセンター」と、福島県の原発事故後の女性たちを映したドキュメンタリー映画『飯舘村の母ちゃん』制作支援の会。
当日は、練習のために集まった団員を代表し、萩原照子さん(95)と水野恭一さん(94)が、なんみんセンターの有川憲治事務局長に50万円、制作支援の会の岡戸良子代表に11万円を手渡した。
合唱団を指導する佐藤ゆりさんは「28年前からチャリティー演奏会を開いてきた。役立てていただけたら」と話した。
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