認知症の人を支援する団体や医療関係者らが4月10日、任意団体「神奈川オレンジネットワーク」を設立した。新団体は、世界アルツハイマーデーで神奈川県とともに普及啓発活動を推進してきたメンバーが中心となり組織を刷新。認知症の人とその家族を支援する多様な人々が集うことのできる受け皿とした。
同団体は、鎌倉市今泉台を拠点に県内で活動していく。具体的な活動は、9月21日の世界アルツハイマーデーに向けた啓発活動、認知症を支援する団体・個人と連携した報告会、県認知症カフェ学会の設立と大会開催を3本の柱とする。
代表理事を務めるのは、今泉台で認知症対応型デイサービスを営む稲田秀樹さん(62)。「患者や家族がほっとできる地域へ」と目標を掲げ、新団体を通じて基盤づくりを強化していく。
同団体ではこれまで個人や団体単位で実施してきた好事例を県内全域に展開し、認知症のさらなる啓発と支援を目指していく。
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