深沢への市役所移転計画に伴う現在地の利活用について、鎌倉市は8月28日、「市庁舎現在地利活用基本計画」の中間とりまとめを公表した。
計画の基本理念は、資料を整理し保管する建物を意味する文庫(ふみくら)を用い、「ひらいてむすんで知恵うむ"ふみくら"」とし、新たな価値を創出する拠点として整備。鎌倉駅周辺にある中央図書館や生涯学習センター、市民活動(NPO)センターを集約し、さらに民間機能も加えていく。中間案では、イラストを交えて機能や活動のイメージを掲載。行政手続きのほか、読書・学習スペース、集会室、ホール、歴史・観光情報発信、広場、災害対応スペースなどが盛り込まれた。既存の市庁舎を活用するのか、新築するかは今後検討していく。
市は、基本計画を今年度末に策定予定。
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