その効果は?
鎌倉市役所で9月1日から、デスクワーク時の椅子の代わりにバランスボールを使用できる取り組みが本格的に始まった。現在、50人前後が使用しているという。
腰痛に悩む職員から提案があり、和歌山県田辺市などの事例も参考に6月1日から8月末まで試験的にバランスボールを導入した結果、生産性の向上や健康面での効果が感じられたという声があった。業務上の支障はなく、継続的な使用を希望する声も多かったため、本格導入に至った。
椎間板ヘルニアと診断され、慢性的な腰痛に悩んでいたという男性職員は、7月から使用を継続。「体に良いだろう」と試してみたところ、「腰痛だけでなく首や肩の凝りも軽減されている実感がある。姿勢も意識するようになってきた」と話す。
希望する職員は申請し、私費で購入したボールに安全対策のための固定用リングを敷いて使用する。市民が訪れる窓口などでも複数人が導入中で、市は「試験導入を経て、来庁者からも一定の理解が得られた」としている。
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