鎌倉市は5月23日、深沢への市役所移転計画に関する基本設計の業者選定に、共同企業体を含む4者の応募があったことを発表した。
業者選定は、デジタル技術活用による窓口サービスの提供方法や、職員の新しい働き方の実現に向けて実施。各業者が新庁舎のコンセプトやイメージを提案書に記すことで、価格や技術、能力などを総合的に審査し、最も優れた企画と技術力を持つ業者を選定する。
応募した4者は、7月8日までに提案書を作成。すべての提案書は市役所などで一般公開され、市民意見を募集していく。9月には、公開型のプレゼンテーションを実施し、10月頃に業者を決定。2026年2月までに基本設計業務が完了する見込み。
条例可決見通せず
鎌倉市は、市役所の深沢地区移転を巡り、市議会での可決が必要となる「鎌倉市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例」の提出見送りを続けている。5月27日の定例会見でも松尾崇市長は、「可決できる状況ではない」と話し、必要な賛同が現時点で得られていないとした。
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