ヨークカルチャーセンター大船(イトーヨーカドー大船店1階)のフリースペースで、6月23日から「表装展」が開催されている。
会場に飾られる20点の作品は、ヨークカルチャーセンター大船で毎月2回の教室を主宰する小出静栄さんとその生徒が仕立てたもの。着物やスカーフを材料に使用した掛け軸の中央部に、書や絵を配置。中には、和服の切れ端を組み合わせて表装全体を着物に見せるなど、形やデザインはさまざま。
「着物など古いものを捨てるのではなく、アイデア次第できれいな壁飾りになる」。表装の魅力についてこう語る小出さんは、同所で教室を開くようになって20年以上。3〜4年に1度、作品展を実施している。生徒は「現代の家に合う掛け軸、タペストリーですね」と今回の展示に向け創作してきた。
展示期間は7月24日(水)まで。午前10時から午後8時30分まで。展示スペースは誰でも入ることができ、無料。
小出さんは、「表装は気軽に楽しめる日本文化。壁に飾ると、生活の中に潤いを与えてくれます」と言い、教室の受講者も募集している。
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