市内浄明寺の旧華頂宮邸で7月20日(土)と21日(日)、建物の特別公開が実施される。午前10時から午後4時まで(最終入場は3時45分)。
1929年に華頂博信侯爵邸として建てられ、鎌倉三大洋館の1つに数えられる旧華頂宮邸。管理する鎌倉市は、例年秋に一般公開しているが、老朽化による銅葺き屋根の一部修繕を来年3月までに実施するため、今年は前倒しで公開する。
同館の特徴は緑青色の屋根。新しい銅板に葺き替えると光沢のある赤みを帯びた色となり、約10年かけて趣のある緑青色に変化する。市都市景観課は、「現在の姿は当面の間見られなくなるので、この機会にご覧ください」と話す。
市は同館を後世に残すため、公開当日の募金箱設置とふるさと寄付金制度による寄付を募っている。(問)市都市景観課【電話】0467・23・3000
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