鎌倉市は7月29日、燃やすごみを家の前で収集する戸別収集を、来年4月から一部地域で先行実施することを発表した。
戸別収集は、道路に面した敷地内に建物ごとにごみを出す収集方法。鎌倉市の近隣では、藤沢市や葉山町などで導入実績がある。
鎌倉市では、高齢化やライフスタイルの多様化により、住民から戸別収集を望む声があがっていた。市は今年2月に戸別収集に関する方針(素案)をまとめ、市内各地で住民説明会を実施。今年6月の市議会で予算が可決され、来年4月から段階的に個別収集を導入する方針を固めた。
来年4月に先行して導入する地域は、七里ガ浜、鎌倉山、山ノ内、今泉、今泉台、岩瀬、笛田、大町5丁目自治会エリア、松葉町内会エリア。2026年4月からは、全市を対象に戸別収集を導入。最終的には、全品目での戸別収集の実施を目指している。
詳細は、市ごみ減量対策課(今泉クリーンセンター)【電話】0467・40・5542。
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