開発途上国の原料や製品を適正な価格で取引し、生産者をサポートするフェアトレード。市民団体・鎌倉エシカルラボと地元メーカーらがコラボして完成した「鎌倉焙煎珈琲 フェアトレードかまくらブレンド」が、8月28日、全国のスーパーなどで発売された。
かまくらブレンドは、コロンビアやブラジルで生産され、適正な価格で取引されるコーヒー豆を使用したドリップコーヒー。ほろ苦い味わいに仕上がった。
「途上国の応援とともに、商品を通じて鎌倉市のPRにもつなげていきたい」。そう話すのは、鎌倉市のフェアトレードタウン認定を推進する鎌倉エシカルラボ共同代表の稲葉哲治さん。今回のフェアトレードコーヒーは、市内岩瀬に工場のある三本珈琲株式会社(本社/横浜市)、全国に流通網を持つ国分首都圏株式会社(東京都)と連携して商品化。全国で売り出すことが実現した。
商品パッケージには、地元で人気の七里ガ浜から見える風景や、観光客の注目度が高い鎌倉高校前踏切のイラストを採用。商品の売上の一部は、鎌倉市緑地保全基金に寄付される。
1パック(8袋)で418円(税別)。えしかる屋(雪ノ下3の9の5の1)などの店舗やオンラインで販売中。
鎌倉版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|