敬老の日(9月16日)を前にした9月12日、最高気温が30度を超える中、山崎浄化センターのグラウンドでは元気にソフトボールを楽しむシニアたちの姿があった。
プレーしていたのは、58歳以上の30人が所属する鎌倉シニアソフトボールクラブ。平均年齢75歳で、毎週木曜の午前中に練習し、藤沢市内のシニアチームとも年4回の交流戦を企画する。
監督を務めるのは檜山宏さん(88)。ノック練習ではバットを自在に操り、狙った守備位置に球を運ぶ。試合形式の練習でも打席に立ち、ファーストの守備では巧みな捕球でアウトを取る。「仲良く老後を楽しむことで暑さにも負けない」。年齢を感じさせないプレーで仲間を鼓舞する。
星野修さん(68)は、知り合いに誘われて昨年入会。「皆ベテランなので的確な指示をもらえる。気温が涼しくなればもっとキレが出てくる」と話し、今後の飛躍を誓った。
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