笛田在住の齋藤謙一さん(76)が『柚子の香につつまれて〜小説 清和天皇伝』を上梓した。
頼朝ら、源氏の祖先である清和天皇について、さまざまな歴史書や研究論文などを調べ、史実にない部分はイメージを膨らませ、1年半ほどかけて書き上げた。
きっかけは、京都でドライブ中に偶然見かけた「清和天皇陵」。「鎌倉に40年暮らしながらも、清和天皇についてほとんど知らないことに気付いた」と齋藤さん。地域の生涯学習講座の企画に携わってきた際、新しいことを学ぶ楽しさを感じていたこともあり、歴史小説に挑戦してみようと考えた。「十二単などの華やかな国風文化ではなく、漢詩が好まれる唐風文化の平安前期の様子を感じてもらえたら」。文献探しで世話になったという深沢図書館にも、1冊寄贈している。
読者プレゼント
読者4人に同書をプレゼント。〒住所・氏名・年齢・連絡先を記載し、【メール】kamakura@townnews.co.jp、または〒251―0021藤沢市鵠沼神明5の13の19の2階タウンニュース「小説係」へ。10月9日(水)必着。
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