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大船中央病院に聞く 糖尿病のオーダーメイド治療 治療薬の進歩で選択肢拡大
身近な病気の1つとして知られる「糖尿病」。成人の4人に1人が関係する疾患で、予備軍を含めると国内で約2千万人が発症していると言われている。
「糖尿病は遺伝的素因が背景にあり、過食やストレス、運動不足、加齢などさまざまな誘因が重なり合って発症する疾患」と話すのは、大船中央病院糖尿病内科の瀬上瑛子医師。近年は、在宅ワークの普及などにより30〜40代の患者が増加傾向で、誰にでも発症リスクがあるのが特徴だ。
最近は治療薬の進歩により、さまざまなライフステージや社会的背景、経済的事情、患者の価値観などに合わせて治療を選択することが可能になった。「いわば『オーダーメイド治療』ができるようになり、気軽に受診し、気長に通院できる医療体制を整えています」(瀬上医師)
糖尿病の治療で鍵を握るのは早期発見。瀬上医師は、「できる治療から早めに着手し、コツコツと継続することが大切」と話し、定期的な検診を推奨する。
13日に啓発イベント
11月14日は世界糖尿病デー(World Diabetes Day)。同院では毎年この時期に世界糖尿病デーイベントを実施している。今年は11月13日(水)午前と午後の二部で開催。「自分の体を知る機会として、気軽に相談できる場になれば」と瀬上医師。
イベントでは血圧や血糖値の測定、医師や看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士に相談ができる。同院は「イベント開始直後は混雑が予想されますのでご了承ください」と呼びかける。また、医師の相談は要予約。下記の二次元コードで申し込みを。
16日に市民公開講座
糖尿病について、さらに理解を深めてもらおうと、同院では11月16日(土)に瀬上医師による市民公開講座を開催。糖尿病の歴史や診断基準、治療薬であるインスリンなどについて解説する。
下記の二次元コードで申し込みを。
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