被災地の名産で支援 南三陸町とのつながりを物産展で
大岡越前祭と同日に茅ヶ崎市民文化会館駐車場で行われる「ちがさき産業フェア」。その中では、昨年起こった東日本大震災の復興支援のためのブースが数多く出店する。
その中の一つが「南三陸町復興応援物産展」だ。4月21日(土)の午前10時から午後5時までと、22日(日)午前10時から午後4時まで行われる。昨年の震災復興チャリティーイベント産業フェアゾーンでの実施に引き続き、今年も開催するこの物産展では、南三陸町の名産品の三陸わかめ、めかぶ、昆布、海苔や魚の加工食品などの海産物を販売。被災地の物産品を購入して支援する趣旨で行われる。
三陸わかめを茅ヶ崎に
「宮城県南三陸町の名産を茅ヶ崎に」と産業フェアに持ち込んだのは10年ほど前のこと。出身地である南三陸町の夢大使として活動する千葉幸記さん(73歳・矢畑在住)らが中心となり、「三陸わかめ」を紹介し販売することに。「はじめは茅ヶ崎で受け入れてもらえるのかどうか不安だった」と当時を振り返るが、予想以上の売り上げになった。購入者からは「美味しい」との声も多かったという。その反響を受けて毎年海産物を出品するようになった。
千葉さんは、震災発生当時から募金活動や被災地に足を運び物資支援を行ってきた。現在でも月1回ほど足を運び、被災地のニーズに合わせた支援を行っているのだという。千葉さんは「被災者の方々は忘れ去られることをとても寂しく思っています。だからこそ、様々な形で継続した支援を行っていく必要がある。それを多くの人に知ってもらい、行動に移していかなければ」と強く訴えている。
支援報告なども
他にも、中央公園で22日(日)の午前10時から午後4時まで行われる「春の市民まつり」では、岩手・宮城・福島観光物産プラザが出展する。会場内では「被災地市民活動団体ビレッジ」も設けられ、被災地支援を目的に活動を行っている市内の市民活動団体「Team Aid for Japan〜しょうなん茅ヶ崎災害ボランティア(TAJ(タージ))」、「気仙沼つなぎの会茅ヶ崎」がパネル展示等を実施。復興支援や支援活動の報告が行われる。
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4月25日