海岸の野うさぎを一冊に 内藤雅光さんが写真集出版
市内東海岸北在住のカメラマン内藤雅光さん(60)が、市内の海岸で撮り溜めた野うさぎの写真集「茅ヶ崎海岸の野良うさぎ ゴマ」(宝島社)を発売した。価格は1050円。
内藤さんは2009年6月から毎朝、サザンビーチ周辺をカメラ片手に散歩していると一羽の野うさぎに遭遇。最初はすぐ逃げてしまったというが、毎日のように撮り続けていると一ヵ月ほどでうさぎが近づき、肩に乗るようになったという。「はじめは口笛を吹きながら静かに近づいていったんですよ。娘がうさぎを飼育していたので習性なんかを聞きながら、臆病なのでなるべく低いアングルで撮りましたね」と振り返る。
また本のタイトルにもなっている「ゴマ」という名前は、顔にゴマのように砂が被っているのを見て名付けた。写真は多い時で一日300〜400枚撮影し、同年6月から9月までの3ヵ月間で撮り溜めたものを1冊の本にまとめた。
内藤さんは「毎日のように撮影していると、うさぎの方から寄ってきて気を許してくれている感じがしたんですよ。色んなゴマの表情を見てほしいです」と話していた。
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4月25日