第12代茅ヶ崎商工会議所女性会会長に就任した 山田 悦子さん 茅ヶ崎在住 53歳
つながる心で大きな輪を
○…女性ならではの力を商工会議所活動に活かし、地域商工業の発展に寄与する女性会。5月24日に行われた定時総会で第12代目の会長に就任した。会員43人の先頭に立ち、任期の2年間で「つながる心と共生」をテーマに掲げ、女性の視点から地域活性化や市内商工業の発展に協力していく。「昨年、未曾有の大震災を経験し、人は一人では生きていけないということを改めて実感しました。私たちは大切な仲間と共に心と心をつなげ、一致団結して素晴らしい女性会を作り上げたい」と意気込む。
○…入会したのは今から9年前。以来毎月1回行われる公開例会や理事会、講演会などをはじめ、青年部とも連携を取りながら活動し、昨年は東日本大震災の被災地支援やチャリティイベントなども開催した。また女性会の県大会や全国大会にも積極的に参加し、全国各地の女性会とも交流を深めている。「前年度の会長が『和と輪』をテーマに掲げていましたが、歴代の会長方針や築き上げてきた想いをこの先も大切にして、商工会議所を基盤にこの輪をより大きなものにしていきたい」
○…茅ヶ崎市議会議員としても活動し、市政の場で活発な議論を交わしている。「茅ヶ崎で生まれ育ちました。私の活力の原点でもある大好きなこの街で多くの市民の方とふれあうことができる。人と話すことが趣味の私にとってはこれが一番のリフレッシュ法なんですかね」と満面の笑みを浮かべる。
○…「若い世代の方々にもっと積極的に女性会に入会してもらって、パワーを貸してほしいですね。私たちの会には、卒業がないので世代を超えた調和が取れればいいなと思います」と会員数拡大と協力を呼びかける。「自分たちの仕事のPRもしていかなくてはいけません。しかしメンバー同士がお互いを知る企画も提案していきたい」。新たなことにチャレンジして、大きな輪を広げていく。
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