家庭や企業で不用になった食料品や日用品などを寄付してもらい、児童養護施設や老人福祉施設などに寄贈するNPO法人「もったいないジャパン(山本高大代表)」が4月から本格的に始動した。
代表の山本さんは2007年、本好きの仲間と参加したフリーマーケットが予想以上に反響が大きかったことから、「こんなに売れるなら売上金を寄付できるのでは」とNPO法人セカンドブックアーチを設立。以来全国から寄せられた120万冊以上の本を、昨年末までに児童養護施設などに寄贈している。山本さんはそうした活動を通して「本以外も寄付したい。捨てるのはもったいない」との声が多数寄せられていたことから、新たに法人を立ち上げ本以外の寄付を受け入れることを決意した。
寄付を募っているのは主に食料品と日用品で、未開封で賞味期限内のものが対象。ほかにもラベルの印刷ミスやパッケージの破損などで廃棄されてしまう商品も食品企業などから受け入れる。日用品も未使用品を対象に、食料品同様パッケージ難などで廃棄されてしまう商品を企業から受け入れる。また家電など小型のものは受け入れが可能で、衣料品や学用品、玩具など福祉施設が行うバザーで販売できる物は受け入れる。
「農家さんの廃棄野菜や、冷凍の宅配弁当を受け入れる準備を進めている。廃棄費用を考えたら寄贈することで双方が幸せになる」と山本さん。寄付は随時受けつけていて、寄贈先も募集している。問い合わせはNPO法人セカンドブックアーチ【電話】0467・54・4044へ。
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