茅ヶ崎商工会議所が創立70周年を迎え、10月6日に茅ヶ崎市役所内で記念式典が行われた。この日は200人ほどの会員らが出席し新たなスタートを祝った。また長年商工会議所活動に貢献した前会頭らに感謝状が贈られたほか、2016年度の優良産業人・優良店舗表彰も行われた。
商工会議所とは
商工会議所は地域のあらゆる業種・業態の商工業者で組織され、商工業の繁栄や地域の発展のために活動する「地域総合経済団体」。地域の商工業者の声を集約して国や県、市などの行政に要望を行うとともに、社会一般の福祉の向上に努めるなど経済や社会の発展に向けて様々に活動している。
70年の歴史
茅ヶ崎商工会議所は前身である高南商工会議所(管内/茅ヶ崎町・寒川町・小出村)として1946(昭和21)年に全国で153番目に設立された。初代会頭は堀越誠氏。時を同じくして日本国憲法が公布され吉田茂内閣が誕生した。翌年には茅ヶ崎市制施行、その翌年に社団法人茅ヶ崎商工会議所に名称を変更した。
1955(昭和30)年、新商工会議所法に基づき特殊法人茅ヶ崎商工会議所に変更。翌56(昭和31)年には大岡祭が初開催された。
79(昭和54)年には新会館が落成し新栄町に移転。
創立40周年を迎えた86(昭和61)年に会員が2096人にまで達した。
ホノルル市・郡と姉妹都市締結
2003(平成15)年には同商議所内で茅ヶ崎アロハ事業がスタート。市議会でのアロハシャツ着用を要望しアロハ議会が始まった。その翌年には第1回茅ヶ崎アロハマーケットが開催され、オリジナルのアロハシャツを制作した。2005(平成17)年には市内事業者が仕事着としてアロハシャツを着用するアロハフライデーがスタート。以来「アロハビズ」が定着している。そして2014(平成26)年には茅ヶ崎市とハワイ州ホノルル市・郡が姉妹都市提携。茅ヶ崎商工会議所もハワイ商工会議所と姉妹商工会議所の協定書に調印した。
新会頭に亀井氏
70周年の節目の年に体制も一新。11月1日の臨時議員総会を経て新体制がスタートした。13代会頭には亀井工業ホールディングス(株)代表取締役社長の亀井信幸氏を選任。副会頭には税理士法人小島会計事務所所長の小島忠男氏、(株)カギサン代表取締役社長の伊藤和明氏、TOTO(株)茅ヶ崎工場工場長の畠田宏治氏の3人が選任された。
茅ヶ崎・寒川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>