エアロビック競技チーム「アステム湘南VIGOROUS(ヴィグラス)」(ひばりが丘・小林祐美代表、武内麻美ヘッドコーチ)が11月4日、5日に東京都の大田区総合体育館で行われた全日本選手権大会「スズキジャパンカップ2017」の4部門でメダルを獲得した。
「エアロビック」とは体力トレーニングの「エアロビクス」をスポーツ競技に発展させたもの。同大会には地区予選を勝ち上がった選手が出場。年齢・性別・人数で区分された各部門で技の実施・芸術・難度点を競った。同チームは「ユース2トリオ」で優勝、「シニア1グループ」「シニア1女子シングル」「ユース2男子シングル」のそれぞれで準優勝を果たした。
「世界で通用する選手に」
数年に1度行われるルール改正によって「器械体操」のようなアクロバティックで難度の高い動きが求められることになった今大会。チームは基礎を固めながら、マットや跳び箱を使ったトレーニングに励み、その成果が全国の舞台で実を結んだ。コーチの一人である吉山喜代美さんは「高成績を残せたので結果は良かった。それでも、ユースの選手たちは年齢が上がり部門が変わったばかりなので課題が残った」と振り返る。
前身のチームから数えて設立約17年となるVIGOROUS。現在は市内のほか寒川、藤沢、平塚などから通う12人が所属し、週4日、ひばりが丘のスタジオで練習を行っている。
今大会の結果を受け、同チームの「ユース2トリオ」、「シニア1女子シングル」の選手は来年行われる世界選手権へ出場する。ユース2トリオの一員として優勝した今村菜子さん(16)は「大きなミスなく自分たちの演技ができたが、世界に向けてはまだまだ。世界で通用する選手になるため、基礎をしっかりと、技の難度を高めたい」と話した。シニア1女子シングルで準優勝した上田真穂さん(25)は「目標としていた世界への切符が取れて良かった。ただ、技の細かなミスが多かったので、世界ではコーチと自分が納得する演技をしたい」と展望を語った。
チームの結果は以下の通り(敬称略)。▽シニア1グループ・準優勝…上田真穂、小松田葵、木津早耶子、西川ひかる、加藤優花▽シニア1女子シングル・準優勝…上田真穂、8位…木津早耶子、12位…西川ひかる▽ユース2トリオ・優勝…今村菜子、鈴木風菜、今村一歩▽ユース2女子シングル・4位…鈴木風菜、5位…今村菜子▽ユース2男子シングル・準優勝…今村一歩
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