茅ヶ崎・藤沢の小中学生が所属する藤一ダブルダッチサークル内のチーム「リトルダイナマイト」が、12月3日に米国のニューヨークアポロシアターで開催される国際大会「ナショナルダブルダッチリーグホリデークラシック」のNOVICE部門(小学生〜中学1年生)へ日本代表として出場する。
「リトルダイナマイト」は、茅ヶ崎の津山夏衣(なつい)さん(緑が浜小6年)、藤沢の吉川愛珠(まなみ)さん(大清水中1年)、眞室美咲さん(大越小6年)、大里暖々花(ののか)さん(大越小5年)からなるチーム。4人は2本のロープを使って音楽に合わせたダンスやアクロバットなどを披露する縄跳び「ダブルダッチ」を、放課後に善行公民館で練習している。
同チームは、32チームが出場した「ダブルダッチディライト」東日本地区大会のNOVICE部門を2位で通過し、10月の全日本大会へと駒を進めた。昨年も出場したが、世界への切符を手にすることのできなかった全日本大会。4人は集中して練習に励み「今年こそは」と大会に臨んだ。
全日本では東日本地区予選1位通過の「ラッシュ∞クラウン」と、西日本地区予選1位通過の「中道家」の3チームが激突。リトルダイナマイトは「力強さとかっこよさ」を前面に出した構成で、ストリート系から疾走感のある曲、リズミカルな曲へと変化する音楽に合わせて笑顔で演技を披露。「技術」「構成」「表現」など5つの採点項目のうち4項目で他チームを上回り悲願の優勝を果たした。
目指すは「世界一」
同チームは11月24日に茅ヶ崎市役所を訪れ、国際大会への出場を報告した。山崎正美副市長は「皆さんの日頃の努力があってこその結果。大舞台だが、楽しんでやろうという気持ちで頑張ってもらいたい」とエールを送った。小1から姉の影響でダブルダッチを始めたという津山さんは「一緒に行けなかった藤一のお姉さんチームの分も頑張りたい」と話し、3人も「今までで一番の演技で世界一を目指す」(吉川さん)、「せっかくのチャンス、絶対に優勝したい」(眞室さん)、「良い演技ができるようにしっかり準備していきたい」(大里さん)と意気込む。保護者らも「悔いのないよう、全力でやりきってきてほしい」と親心を語った。
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