国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月7日、茅ヶ崎市出身の野口聡一宇宙飛行士(52)を国際宇宙ステーション(ISS)第62次・第63次長期滞在搭乗員に決定したことを発表した。
野口さんは2005年に搭乗運用技術者としてスペースシャトルの飛行再開ミッションに参加。09年にJAXA宇宙飛行士として初めてソユーズ宇宙船に搭乗し、今回が3度目の宇宙飛行となる。
11月下旬から、ISS長期滞在に向けての訓練を開始しており、19年の末頃から約半年間、ISSのフライトエンジニアとして、「きぼう」を含むISSの各施設の維持・保全、科学実験、ISSロボットアーム操作などの任務にあたる予定となっている。
野口さんはJAXAのホームページ上に「3度目の宇宙飛行の機会を与えていただいた事に感謝するとともに、任務の重大さに身が引き締まる思い。滞在中の2020年には東京五輪・パラ五輪が開催される中、私も『日本の代表』として宇宙を舞台にしっかり任務を遂行し、国民の皆さんに誇りと感動を届けたい」と抱負を寄せている。
父の幹夫さん(82)は「宇宙飛行士は人類の発展に貢献し、子どもたちに夢を与える仕事。大役だが頑張ってほしい」とエールを送り、「帰ってきたらまた一緒に茅ヶ崎でゴルフがしたい。まだ私の方が上手いからね」と笑顔で話した。
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