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仏教からきた言葉?
記者―今日は、普段使っている言葉の中に仏教からの由来の言葉が沢山あるという話をメモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表とした。
代表―仏教由来の言葉は意外と多いですよ。何年か前には挨拶・億劫・出世・愚痴・金輪際などが仏教からきた言葉だとお話しましたが、まだまだあります。
例えば北朝鮮のミサイルは「本当に迷惑な話で安心できません」。迷惑といえば道理に悩んだり心に迷いを生じる事。安心はあんじんと読み、仏の教えから平安を得ることで、供に仏教用語です。成功をすれば有頂天、失敗すればチクショー。ともに仏教用語で有頂天は最も高い天の名称で、畜生は地獄・餓鬼と供に三悪道の一つです。
また、最近では「愛」というと「恋愛・好きになる」など、人を思いやる事や親切にする事などで使われていますが、仏教では「異性・お金・名声」などに対する執着心の事を指します。欲望や煩悩の一つなのですね。その為か、仏教では「法句経」に「愛より憂いが生じ、愛より恐れが生ず 愛を離れたる人に憂いなし なんぞ恐れあらんや」と書かれています。現在でいう執着心でしょうか?仏教では「愛」を自分の中から追い払うような表現になっています。よくよく考えてみると現代の「愛」は仏教の「慈悲」と意味が近いようにも思えます。しかし、遠い昔のキリスト教の宣教師は「愛」を説いたわけですから、すごいことですね。最後に「醍醐味」は最高の美味を意味する仏教用語なのですが、発酵食品の「乳・酪・生酥・熟酥・醍醐」の五味の中で最上等の味でもあるのです。仏教の大乗経典「大般涅槃経」にも五味相生の譬として書いてあります(漢字だらけで接続詞が無い為読みづらいのですが、意味は発酵食品のように原料があるから発酵の段階があり、仏教にも元があり、段階があって最上等の醍醐が大般涅槃経となると理解できます)。ちなみに、醍醐の手前の熟酥を梵語でサルピスといいます。カルシウムの「カル」とサルピスの「ピス」をつなげて読むとよく知っている飲料になりますね。面白いつながりです。
記者―他にも根性・馬鹿・自由など仏教由来の言葉だそうです。メモリアルホール「美空」では葬儀事前相談を随時受け付けている。心配がある方は相談してみよう。
■(株)平和堂典礼【フリーダイヤル】0120・59・6999
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4月25日