アレセイア湘南高・女子バスケットボール部が、6月24日まで平塚市などで行われたインターハイ(全国高校総体)神奈川県予選で優勝し、2年連続2回目の全国出場を決めた。
走って、走って、走り抜いたアレセイアが、昨年に続いて神奈川の頂点に登りつめた。
トーナメントを勝ち抜いた4チームで、総当たり戦によって2枚のインターハイ切符を争った決勝リーグ。元石川高との初戦では、試合開始から猛攻を仕掛けたアレセイアが、第1Q(クォーター)を終えて27-0とリードを奪う。その後も第4Qまでに得点を積み重ね、76-41で白星スタート。続く市ヶ尾高との試合も95-35で下し、2連勝を飾った。
無敗同士の戦いとなった鵠沼高との最終戦は、神奈川の女王の座をかけた一戦に。第1Qこそ27-26と接戦になるが、36得点のセンター・宮優里奈さん(3年)を中心とした“走って勝つバスケ”で相手を突き放し、105-76で3戦全勝。大会2連覇を達成した。主将も務める宮さんは試合直後、「素直にうれしい」とにこやかな表情を浮かべた。
県内負けなし
アレセイアの現チームは、新人戦、関東大会県予選、今回のインターハイ予選で県3冠。練習試合を含めても県内の高校には無敗だ。6月の関東大会では過去最高の3位に入り、着実に成長を遂げている。
”走って勝つ”をテーマに掲げるアレセイアだが、走るだけのトレーニングはしていない。2時間の練習では、移動は歩くことなく、ボールハンドリングも動きながら行い足を止めないように徹底。8月に愛知県で開催されるインターハイに向け、宮主将は「気持ちで負けず、優勝を目指したい」と言葉に力を込めた。
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