小川道場=東海岸北=のOB・小川雄勢さん(明治大学4年)が、9月20日(木)にアゼルバイジャンのバクーで開幕する「世界柔道選手権大会」の男子100kg超級に日本代表として出場する。
茅ヶ崎小学校から第一中学校1年までを茅ヶ崎で過ごし、同時期に小川道場で柔道の稽古に励んだ雄勢さん。2015年に「世界ジュニア」で3位、16年にはロシアで行われた国際大会のグランドスラムで2位になるなど着実に力をつけてきた。昨年に東京で開催されたグランドスラムでは初優勝を飾り、日本を背負う存在となった。
8月、新栄町のスペインクラブで壮行会が開かれた。雄勢さんは、父でバルセロナ五輪柔道銀メダリストの直也さん(50)とともに出席。会場には地元の支援者や小川道場の関係者ら約100人が応援へ駆け付けた。
雄勢さんは「頑張っている姿を見せて、茅ヶ崎の子どもたちの道しるべになりたい」と意気込みを語り、最後には直也さんおなじみの”ハッスル”ポーズを来場者とともに決めた。
父・直也さんの思い
直也さんは今年6月、格闘技からの引退を表明。雄勢さんの指導に当たるため、柔道界へ復帰する。直也さんは「今まで決して英才教育を施してきたわけではない。世界選手権に向けて息子のサポートに専念できる幸せをかみしめたい」と喜びをあらわにし、「自分が果たせなかった五輪金メダルという夢も託したい」と息子を激励した。
雄勢さんは26日(水)の個人戦のほかに、27日(木)の団体戦に出場する可能性もある。世界選手権はフジテレビ系列で放映予定。
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