鶴嶺高校軽音楽部の4人組ガールズバンド“もんすてら”が、8月に東京で行われた「第3回ガールズバンドステージコンテスト高校生大会」に出場し、準グランプリを獲得した。「高校生活最後の夏に、最高の思い出ができた」と、4人の笑顔が弾けた。
予選が行われたのは、5月下旬。関東地区を中心とした70組の高校生ガールズバンドが実際に審査員の前で演奏し、本選出場への20枠を競った。
もんすてらは、オリジナル曲の「Labell(ラベル)eetlab(エラベット)ête(美女と野獣)」を勝負の曲に選んだ。1年生の時に制作した曲で、同コンテストに向けブラッシュアップ。「不安しかなかった」と振り返るが、結果は見事通過。練習にもさらに力が入った。
8月1日の本選での演奏は11番目。約300人のオーディエンスの前で披露したが、4人とも「リラックスして演奏できた」といい、自己評価は90点以上。「手拍子もしてくれて、ノッてくれているのがわかった」と、手ごたえを感じつつステージを後にした。
出場バンドはどこもレベルが高く、「無理かも」と諦めた時もあった。入賞順に名前が呼ばれ、残すところ準グランプリとグランプリになったところで、「生きた心地がしなかった」と4人。“もんすてら”と名前が呼ばれた瞬間、手を取り合って喜びを分かち合った。
もんすてらは、吉田莉渚さん(ドラムス)をリーダーに、桑名真珠子さん(ボーカル・キーボード)、大本未空さん(ギター)、大塚未来さん(ベース)の3年生4人組。オリジナル曲を武器に、都内でもライブを行う実力派ガールズバンドだ。9月8日に行われた同校の文化祭で演奏したのを最後に、各々の進路に向けて動き出した。
4人を見守ってきた顧問の高橋さつき教諭は、「本当に努力していた。その陰に先輩や後輩たちの支えがあった事を忘れないでほしい。これからも一生音楽を愉しんで」とエールを送った。
|
|
<PR>
茅ヶ崎・寒川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>