茅ヶ崎市は11月1日、茅ヶ崎市環境事業センター(萩園)の土壌から、基準値を超えるふっ素・鉛・ダイオキシン類が検出されたと報告した。センター敷地内に建設予定の新粗大ごみ処理施設に関し行われた、整備予定地の土壌調査結果に基づくもの。調査は、9月18日から11月1日にかけて行われ、整備予定地5100平方メートルの13地点から土壌を採取し、成分などを調べた。
工程影響はなし
市環境保全課は「土壌はアスファルトなどで覆われているため飛散の恐れはない」と説明し、周辺環境への安全確保の対応を強化するとともに、今後は地下水への影響などの追加調査を行い、結果は年内中に公表する予定だという。
建設予定地は、1981年から1995年まで稼働した旧ごみ焼却処理施設跡地にあたる。来年度から解体工事に着手し、2025年度稼働を目指し進める。資源循環課によると「ごみ処理施設跡地の土壌の基準超過は、他地域の調査結果などから想定の範囲内ではあった。当初から2021年、22年を土壌対策の工程に充てており、今回の結果による工程への影響はない」という。
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