第4回茅ヶ崎市議会定例会の本会議初日となった11月29日、佐藤光市長が就任後初となる所信表明演説を行った。
本会議に登壇した佐藤市長は、10月に亡くなった服部信明前市長に敬意を表しつつ、「故人の茅ヶ崎に対する想いをしっかりと引き継ぎ、さらなる魅力アップを目指していきたい」と決意を口にした。急速に進む少子高齢化を背景に、選挙公約に掲げた子育て支援策の強化や、高齢者に優しい街づくりへ注力する考えを述べた。
現在、編成作業を進めている2019年度予算については、継承を基本としつつも、「見直すべきと判断した事業については限られた財源の中身を精査し、一部修正をしていきたい」とした。
「道の駅」は中身を再検討
佐藤市長は今後の具体的な施策についても言及。オープンを2022年に延期した道の駅に関しては「地域経済活性化の起爆剤となる必要な施設」とする一方、「採算性などのリスクも伴うため、延期で得られた2年間をチャンスと捉え、市民に愛される道の駅を再検討していきたい」。さらに、小児医療費助成事業の中学3年生までの拡充や中学校給食実施、市立病院の経営改革、職員の働き方改革を挙げ、中核市移行などにも触れた。
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