来春の統一地方選挙のうち、4月21日(日)が有力視される茅ヶ崎市議会議員選挙。本紙では、現職28人の市議を対象に、出馬の意向などについてアンケート調査を行った。 (12月11日起稿)
アンケート調査は、12月上旬までに文書とメール、ファクスで実施。11月の市議会議員補欠選挙で当選した岡崎進市議を含め、現職28人すべてから回答を得た。
来年の市議選については、出馬予定と答えたのが28人中22人。未定が1人、出馬しないが5人だった=表参照。出馬しない方向の5人の中で、沼上徳光市議と永田輝樹市議は来春の神奈川県議会議員選挙へ立候補予定。白川静子市議は後継人を立て、和田清市議と松島幹子市議は後継人なしで不出馬とした。松島市議からは、12月末での辞職願が出されている。
喫緊の課題は「財政」
出馬予定と回答した議員には、次の選挙で最も訴えたいことについても質問。中学校給食導入をはじめとする子育て支援、医療・介護などを含めた高齢化対策の回答が多かった。ほかにも、防災、スポーツ振興、茅ケ崎駅ホームの安全確保といった意見があがった。
また喫緊の課題について問うと、市の債務残高が1000億円を超えていることも踏まえ、財政問題に触れる議員が最多の11人。防災や中学校給食、少子高齢化対策、道の駅などが続いた。
元職・新人も出馬へ
周辺自治体に比べ、毎回激戦が繰り広げられる茅ヶ崎市議選。来春の市議選には、現職のほかにも先月の市議補選に立候補した元職・新人のほか、新顔も出馬に向けた動きが見られる。前回(2015年)の市議選でも、定数28に対して40人が立候補し、激しい選挙戦となった。
なお来年4月7日(日)には、県知事選と県議選実施へ調整が進んでいる。
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