出演する岸本さん（右）、湘南デストラーデ（左上）、MORIYAMA（左下）
芸人として活動していた過去を持つ茅ヶ崎市職員の岸本武也さん（37・共恵在住）＝人物風土記で紹介＝らが出演する「市民ふれあいプラザお笑いライブ」が２月13日（水）、市役所本庁舎ふれあいプラザで開催される。市役所が会場のお笑いライブは東日本で初となる。
お笑いを通じて、市の情報を発信することを目的に開催される同ライブ。岸本さんのほか、岸本さんが以前所属していた芸能事務所「ＳＯＮＹ ＭＵＳＩＣ ＡＲＴＩＳＴ」（以下ＳＭＡ）から「湘南デストラーデ」「ＭＯＲＩＹＡＭＡ」が出演し、市の施策や魅力を盛り込んだネタや漫才、トークライブや茅ヶ崎クイズを披露する。
『エンタの神様』出演
大学卒業後、静岡県の農林事務所に勤めながらアマチュアとしてお笑い活動を続けていた岸本さんは、26歳のときに決起し、ＳＭＡに所属。身の回りの気まずいできごとを題材にした「気まずいことがダメなんだ」や、農林経験を活かして米への気持ちをラップにした「ありがとうお米」といったネタがテレビ関係者の目に留まり、デビュー後約１年でお笑いネタ番組・日本テレビ系列『エンタの神様』やＴＢＳ系列『あらびき団』に出演するほどに活躍の場を広げた。
その後番組の終了などに伴い事務所を退所、２０１６年から市職員として勤務。現在は「Ｊａａ（じゃー）たけや」の芸名で、月１回ほどのペースでお笑いライブに出演している。
職場の仲間と地域活性の一つに考えたのが、文化会館で16日（土）開催のお笑いライブ「チガワン」。市に相談すると広報課から「チガワンと市、両方のＰＲになるので市役所でもやってみては」と提案があり、13日のお笑いライブの開催が決まった。岸本さんは「アマチュアでもお笑いを続けたいという思いがあった。自分の特異な経験を活かして茅ヶ崎を盛り上げたい」と意気込んだ。
開催時間は正午から午後１時まで。入場無料。席数は当日先着１００席。問い合わせは市秘書広報課【電話】０４６７・８２・１１１１へ。
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